弊社は、今年度国税庁が主導する「日本産酒類輸出コーディネーター事業」において、シンガポール地域のコーディネーターを拝命いたしました。
本事業の一環として、10月24日から26日の3日間にわたり、シンガポール市内Suntec City Convention Centreで開催された Food Japan 2024 において、国税庁ブース「Sake and Spirits of Japan」の運営を全面的に行いました。
当ブース出展事業者は7事業者で、日本各地から日本酒、焼酎のみならず、日本ワイン、リキュール、スピリッツ、ウイスキーと幅広い日本産酒類が出展されました。
業務内容と役割
今回の出展では、日本産酒類の魅力を海外市場に広く伝えることを目的に、主に以下の業務を担当しました:
1. ブース設営および管理、主催側との連携
展示会のコンセプトに基づき、展示レイアウトの企画・調整を実施し、酒類展示に適したディスプレイとブランド紹介資料の作成を行いました。
2. 現地物流とサンプル品管理
出展酒類の輸送から現地搬入、展示準備に至るまで、細部にわたる物流サポートを提供しました。
3. プロモーションイベントの実施
日本より専任講師をお招きし、日本産酒類(主に日本酒)のPRセミナーを企画、来場者に酒の特徴や製造背景等のプレゼンを提供いたしました。
ブース現場では、来場者とのコミュニケーションを通じて商談の橋渡し等を行いました。
4. 通訳および現地サポートの提供
ブース内でのスムーズな運営を支えるため、通訳スタッフを配置し、出展者とバイヤー間の円滑な意思疎通をサポートしました。
成果と評価
3日間の展示会を通じて、国税庁ブースにはシンガポールや近隣諸国から多くの食品バイヤー、業界関係者が訪れ、商談件数は出展者の期待を大きく上回る結果となりました。また、来場者アンケートを通じて、日本産酒類に対する高い関心と市場拡大の可能性が確認されました。
さらに、現地市場における需要動向や課題に関するフィードバックを収集し、国税庁ならびに出展企業様において今後の戦略策定に寄与する貴重な資料として提供しました。
今後の展望
今回の実績を踏まえ、弊社は引き続き、日本産酒類の輸出拡大に向けた取り組みを強化してまいります。
特に、シンガポール市場におけるブランド認知向上と販路開拓支援に注力し、酒類メーカー様のビジネス成功に貢献していきます。このように、引き続き日本の酒文化と魅力を世界に発信するサポートを行ってまいります。