自治体・外郭機関事業

三陸・常磐水産加工品輸出促進商談会 海外業務支援(シンガポール/ベトナム/インドネシア)

2023年11月20日〜24日の一週間で実施された「三陸常磐水産加工品輸出促進商談会」の実績レポートです。

事業概要

農林水産省・水産庁が主催したこのプロジェクトは、三陸・常磐地域の6県(宮城県・福島県・岩手県・青森県・茨城県・千葉県)を対象に、その地域特有の水産加工品の海外輸出を促進するための商談会でした。今回、本事業における当社の役割は、シンガポール、ベトナム、インドネシア3カ国からのバイヤーを掘り起こし、ウェブ商談を通じて事業への参加を促し、仙台でのリアル商談会の実施サポートおよび各県の産地ツアーの同行コーディネート、さらに商談事後のフォローアップを行うことでした。

海外バイヤーとの橋渡し

掘り起こしとリスティング
当社は、豊富な海外ネットワークを活用し、シンガポール、ベトナム、インドネシアの水産加工品市場に精通する現地バイヤーを選定しました。本事業に参加された国内生産者(セラー)の輸出促進を希望する商品をスタディし、商品需要があると想定される適切な海外現地バイヤーのリストアップや声がけの段階での事前すり合わせを実施することにより、事業目的に合致した質と量の両面で高いレベルのバイヤー誘致を行うことができました。

Web商談とアフターフォロー
続いて、選定されたバイヤーを対象に、事業主催側と協力の上、事前のWeb商談を実施。これにより、リアル商談会への参加意欲を一層高め、具体的な話を持ってリアル商談会に挑めるようにフォローアップができました。

仙台におけるリアル商談会サポート
仙台市郊外のホテルにおいて実施されたリアル商談会では、海外バイヤーと生産者の間で通訳を介して直接対話が行われました。当社は、リアル商談の実施サポートを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

産地ツアーと商談事後フォローアップ
商談会に参加した海外バイヤーとの産地ツアーへの同行も実施しました。海外バイヤーは商品の品質や生産過程、生産者の商品にかける思いや価値を直接目にすることができただけでなく、ツアー内で直接バイヤーの反応をヒアリングすることで、海外の個別市場においてのより現実的で深い需要に対する理解と、新しいアイデアを築くことが可能になりました。

商談事後フォローアップの重要性
商談会・産地ツアーが終了した後のフォローアップは非常に重要です。当社では、商談会での議論を基に、両者間の商品購買に係る契約締結もサポート致します。また、長期的な関係構築のための橋渡し役として、継続的なコミュニケーションの支援を行うことで、このような事業がしっかりと「成果」を産むことができるようにアクションをとっています。積極的なフォローアップにより、多くの契約が成立し、三陸常磐地域の水産加工品の海外への販路が大きく広がる結果が期待できるようになります。

まとめ
海外バイヤーの発掘から商談の実施、産地ツアーの同行コーディネート、商談事後のフォローアップに至るまで、一連のプロセスを通じて、高いレベルのサポートを提供することができました。

今後も、当社はアジアを中心に、世界各国の市場における販路開拓やビジネスマッチングのサポートを続けていくことで、更なる成長を目指します。

このプロジェクトは、私たちの強みである多言語対応能力、広範な国際ネットワーク、そして豊富なビジネス経験を活かしたものです。今回の実績を基に、私たちは今後も中小企業の海外市場進出を支援し、さらに多くの成功事例を生み出していくように努めたいと思います。

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