シンガポールは東南アジア最大の起業拠点であり、東南アジアのハブ(玄関口)とも呼ばれています。
シンガポールに事業拠点を有する外国籍企業の多くが、グローバルな事業活動を行うための統括拠点機能としてシンガポールを選んでいます。シンガポールは、その地の利を活かした物理的なモノの貿易拠点としてのみならず、経営資源として重要な「ヒト(人材)」、「カネ(金融)」、そして「情報と技術」においてもアジアのみならず、国際的な事業活動の中心拠点として注目されています。
そんなシンガポールへの進出・展開は、なにも大企業だけではなく、中小企業・個人事業主でも十分可能です。
何より事業経営者にとってシンガポールが魅力的なのは、シンガポール人の日本ブランド(飲食店・食料品・日用品・製品・サービス)に対する強い人気と信頼が、アジア域内においても特に顕著なところです。
また、多くの企業・事業経営者が重要視しているのは、先述の通りシンガポールの地の利を活かした「東南アジア事業のハブ」としての機能です。シンガポールをハブとして、周辺諸外国への二次進出が検討しやすいことが挙げられます。シンガポールは国際会議開催件数が最多の1位ということはよく知られていますが、シンガポールは「アジアのショーケース」とも言われ、国際的な展示会や見本市、さまざまな分野のイベントも数多く開催されています。
その他、シンガポールは、高い一人当たりGDPや購買力から、多くの人が日本への旅行も経験しており、日本の食文化や製品の素晴らしさを実体験しています。そのため、周辺の新興アジアの国々と比較しても、例えば「日本食という文化そのものを理解してもらう」ことからスタートする必要がなく、常に一定の需要が存在し、育っているため、入り込みがしやすい国です。
また、周辺諸外国においてもシンガポールに対するイメージは「あらゆるものが一歩、二歩先に進んでいる」というものであり、例えばシンガポールで人々に受け入れられているものが、周辺国でも受け入れられやすい傾向もあります。
当社では、日本の中小企業、個人事業主のシンガポールや東南アジア周辺国への進出・展開をご要望(予算やビジネスの展開スタイル等)に応じて、オーダーメイドでサポートをいたします。
シンガポール進出のメリット
- 圧倒的な事業環境の安定性(政治・経済・治安)
- 低い法人税率(17%、実効税率は10%以下)
- 英語(公用語)によるコニュニケーション
- 整備された貿易物流や生活環境などの社会インフラ
- 短期間での法人設立が可能(概ね2週間)
- 資金調達のしやすさ
- 東南アジア諸外国への二次進出の検討が容易
- 日本製品や日本文化に対する高い人気と信用
- 高い個人購買力
- 高い教育レベルと優秀な人材の宝庫
シンガポール進出のデメリット
- 外国人就労ビザ取得の条件が厳しい
- 現地生活コストが高い
- オフィスや店舗家賃が高額
- 他国と比較した国内市場規模が小さい(ただし業種や業態による)
- 高い人件費
シンガポール進出のみならず、タイ、ベトナム、インドネシア等の東南アジア周辺国への進出も当社にてサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。